仮想通貨アナライズ

エンジニア視点で仮想通貨について考察するブログ

くろしば大注目の NANJ は CoinExchangeで買えます

2018年05月

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BTCFXの自動売買BOTを作成している最中に気づいたことをお話しましょう…。

BitMEX ではテイカー手数料として 0.075% が徴収されることになっています。

例えば 1BTC 9000 USD であれば、9000 US x 0.00075 = 6.75 USD ですね。

1ドル 108円 とすれば、購入金額 972,000円 に対して 0.075% である 729円 が手数料になります。

BitMEX の手数料については、魚屋さんのブログ でユニークにかつ分かりやすく解説されていますので、こちらもご覧ください。
(魚屋さん、この場を借りて分かりやすい解説ありがとうございます!)

なので、僅かな値幅で成行売買を繰り返していると、儲けているようでも実は着実に損をしていた。
…なんてことになるわけで、気をつけたいところです。

そこで、じゃあ、一体どれぐらい値幅を取ればトントンになるのか興味があったので計算してみました。

手数料を計算してみましょう

x = エントリー価格、y = 値幅 とします。

x USDで購入して値上がりし、x+y USD で売った時を考えます。売買は両方成行です。

なので、買った時、売った時のそれぞれの手数料の合計よりも値幅の方が大きければ利益になりますね。

購入時の手数料は x * 0.00075 USD、売却時の手数料は (x + y ) * 0.00075 ですから、

(x + y ) * 0.00075  + x * 0.00075 < y となれば儲けがでる計算です。

あとは式を変形していきましょう。

x * 0.00075 + y * 0.00075 + x * 0.00075 < y

x * 0.0015 + y * 0.00075 < y

x * 0.015 < y * 0.99925

x  / 666.16666666666666666666 < y 

なんと、悪魔の数字が出現してしまいましたw

例えば 9000 USD で購入した場合、この計算式を使うと 9000 / 666 = 約 13.5 USD

答え合わせすると、9000 USD で買った時のテイカー手数料は 6.75 USD。
9013.5 USD で売った時のテイカー手数料は 6.760125 USD。

6.75 + 6.760125 = 13.510125 USD


もう一例として 12000 USD で購入した場合、この計算式を使うと 9000 / 666 = 約 18 USD

答え合わせすると、12000 USD で買った時のテイカー手数料は 9 USD。
12018 USD で売った時のテイカー手数料は 9.0135 USD。

9 + 9.0135 = 18.0135 USD

小数点切り捨てとか、ちょっと大雑把に計算していますが、いかがでしょうか。
エントリー価格を 666 で割れば儲けが出る値幅が計算できるのです。


私にはこれが偶然のこととは思えませんでしたw

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chrome 拡張ドテンくるによる出金アドレス書き換え詐欺事件が発生しました。

ドテンくるとは、有名なBTCFXトレードBOT「ドテン君」がポジションを持ったタイミングを知らせるGoogle chrome 拡張機能で、Google ウェブストアから入手可能になっていました。

ドテン君はそのトレード成績から評判が良く、ソースコード?(私は買ってないのでわからないです)が note で販売され高額にも関わらず結構多くの購入者がいる、人気のBOTです。

そんな BOT がエントリーしたタイミングを無料で教えてくれるわけですから、私も騙されインストールし、通知を見ていました。

でもその実態は、インストールした者を稼がせビットコインアドレスを書き換えて不正送金させる恐ろしい拡張でした。

幸いにも私は被害には遭いませんでしたが、同じようなことが起こるリスクはあります。
また、取引所の JavaScript が悪意ある者によって書き換えられれば被害は拡大します。
そこで、どのような点に気をつけたらいいか、私なりに考えてみました。

被害に遭わないために

今回の事件で明らかになったのは、表示されるビットコインアドレスは信用できないということです。
でも、アドレスが分からなければ送金はできないので、表示されたアドレスを信用するためにチェックするようにしてみましょう。

・アドレスが表示される画面にはQRコードがあわせて表示されることが多いようですので、手間は掛かりますがQRコードを読み込み、表示されているアドレスと同じかどうかチェックしてみましょう。

QRコードはJavaScriptによって書き換えられる可能性は低いという発想です。


・拡張を一切インストールしない取引所専用ブラウザを用意しましょう。

拡張機能は便利なのですが、仮想通貨取引では便利よりも安全性を取りましょう。
仮想通貨の取引所だけでなく、ネット銀行や証券会社へアクセスする時も気をつけたほうがよいと思います。

普段使いが Google Chrome であれば、追加で FireFox や Opera、Seamonkey、Vivaldi など2つ目のブラウザを用意しましょう。

被害を最小限にするために

以前は仮想通貨を送金するときは、送金ミスで仮想通貨を失わないようにまず少額送ってみるというアドバイスがありました。

でも、今回の事件を考えて、アドレスが正しいものかどうかを確認するために少額送ってみるというアドバイスに変えるほうがよいかもしれません。


今回の事件の早期解決を願っています。

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